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2024.01.26

ー土木工事に必要な資格まとめ!取得メリットや効率的な取り方も解説ー

土木工事の作業員として働く場合には、資格なしでも軽作業であれば働けるケースも多くあります。そのため、資格に興味がある方のなかには、下記のように疑問がある方も多いのではないでしょうか。

 

・建設機械を動かすのに必要な資格はある?

・どの資格を取れば昇進や転職で有利になる?

・努力して資格を取るメリットはある?

・どのような方法で取れる?

 

今回は、土木工事のプロ「有限会社大道」が、土木工事の資格に関する下記の情報をまとめて解説します!

 

・土工に必要な資格

・資格を取るメリット

・資格を取る方法

 

必要な資格を理解したうえで、効率良く必要な資格を取る方法がわかります。これから資格を取ろうと考えている方や、建設業界に興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください!

 

土木工事に必要な資格

土木工事に必要な資格は、下記のとおりです。

 

・土木施工管理技士

・建設機械施工技士

・大型自動車免許

・車両系建設機械運転技能講習

 

上記の資格は、現場管理系のものと車両系のものに大まかに分類できます。これから、それぞれの資格の概要や難易度を解説します。

 

土木施工管理技士資格

土木施工管理技士資格は、道路や鉄道など幅広い工事現場における施工管理の責任者として認められる資格です。建設関係の国家資格の一つで、例年多くの方が受験します。

 

また、1級と2級に分かれており、下記のように管理できる内容が異なります。

 

・土木施工管理技士資格(1級):主任技術者や監理技術者として工事の施工管理が可能な資格

・土木施工管理技士資格(2級):主任技術者として工事の施工管理ができる資格

 

どちらも資格取得には、「第一次検定」と「第二次検定」の2つの合格が必要です。第一次検定ではマークシート形式の4択問題が出題され、第二次検定では記述問題を解きます。

 

2級に関して、第一次検定の合格率は60%を超える年が多くある一方で、第二次検定の方は30〜40前半と高くありません。第二次検定の合格率が下がる傾向は1級も同じであるため、土木施工管理技士資格の取得には記述対策が重要といえます。

 

建設機械施工技士

建設機械施工技士資格は、バックホウやブルドーザーなどの建設機械を使う工事現場における施工管理の責任者として認められる資格です。1級と2級があり、現場の規模と管理業務ができる建設機械の種類が異なります。

 

・建設機械施工技士資格(1級):特定・一般建設業の両方で働ける・すべての建設機械を扱える

・建設機械施工技士資格(2級):一般建設業のみで働ける・一部の建設機械しか扱えない

 

規模の大きい仕事に携わりたい場合には、1級を取得する必要があります。1級の方は特に難易度が高く、合格率が20%台の年も珍しくありません。そのため取得できれば、かなり重宝される人材になれる資格といえます。

 

大型自動車免許

大型自動車免許とは、車両総重量11トン以上かつ最大積載量6.5トン以上の大きなトラックを運転できる免許です。現場や会社へ、バックホウなどの建設機械や建設材料を運ぶ際に必要です。

 

多くの建設会社が大型トラックを運転できるドライバー兼作業経験者を募集するほど、大型自動車免許を持っている人材はニーズがあります。未経験から転職する場合には、持っておいて損はないでしょう。

 

車両系建設機械運転技能講習

車両系建設機械運転技能講習とは、ドラグ・ショベルやホイールローダーなどの建設機械の運転者資格を得られる講習のことです。運転免許だけでは運転のみで、工事機械を使った作業ができません。そのため、土木工事に従事する作業員は、運転免許と合わせて技能講習も受けるのが一般的です。

 

未経験の場合には、38時間以上の講習を受講することで、資格を取得できます。ただし、建設機械施工管理技士の特定分野に合格している場合には、10時間で済みます。複数の資格の取得を考えている場合には、資格を取る順番も考えてみてくださいね!

 

土木工事に必要な資格を取るメリット

建設会社が資格保有者を雇えば信頼性が上がり、仕事を得られるようになるため、会社の経営面で大きなプラスです。一方で、作業員自身も取得することで、下記のメリットがあります。

 

・仕事への理解が深まる

・収入アップにつながる

 

資格勉強を通じて、作業内容や建設機械など仕事に関する理解が深まります。例えば土木施工管理技士資格では、建設工事の施工に必要な法律や電気通信工学など、幅広い知識の理解が必要です。仕事の取り組み方や、考え方を変えるきっかけになるでしょう。

 

また、資格の取得は収入アップにつながります。例えば作業員の方が現場の管理に必要な資格を取れば、責任者として働けるようになるため、昇給できる可能性が上がります。そのため高年収を目指したい方は、関連する資格を取るのも一つの方法です。

 

以上のように、長い目で見ると、取得した資格が役に立つときがきます。積極的に資格取得を目指してみてくださいね!

 

未経験から土木工事に必要な資格を取る方法

土木関係の経験がない場合に、必要な資格を取るためのおすすめの方法は、下記の2つです。

 

・通信講座を利用する

・土木関係の会社で経験を積む

 

通信講座を利用する方法は、通信教材を使って独学で取得を目指します。そのため独学できる十分な時間が確保できなければ合格は難しく、本業の合間に資格取得を目指すのはとても大変です。

 

一方で、会社で経験を積む方法は、会社のサポートを受けながら必要な資格を取ることが可能です。会社のなかには、全額会社側の負担で試験を受けられる場合もあります。

 

また管理者に必要な資格では、実務経験が受験資格に含まれていたり、実機を使った実技試験があったりと、建設機械の経験が取得に重要なことも多くあります。そのため必要な資格を確実に取りたい場合には、会社で経験を積みながら勉強をする方がおすすめです!

 

まとめ

土木工事の作業員や管理者に必要な資格は、下記の4つです。

 

・土木施工管理技士

・建設機械施工技士

・大型自動車免許

・車両系建設機械運転技能講習

 

未経験から作業員として就職・転職を成功させるうえでは、まずは車両系の必要な資格を取得することをおすすめします。求人の応募資格の必須・優遇条件として車両系の資格が挙げられていることが多く、ほかの応募者との差別化につながるからです。

 

また、実務経験者の方はキャリアアップのために、管理系の資格取得を積極的に目指しましょう。

 

「有限会社大道」では、土工・舗装作業員と施工管理者を募集しています!普通自動車免許を保有している方であれば、未経験でも大歓迎です。

 

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